
このシリーズ、どうも第2戦は雨に祟られるのが定番化してる気がする。 今回も予選は大雨で流れ、決勝朝の予選も雨と赤旗連続でグリッドも大荒れ。 決勝も小雨まじりのドライでさぁどうなることやら。

2周目にいきなりSCが入ってほとんどのマシンが一斉にピットインしてタイヤ交換。 トップの国本含めた4台がステイアウトの戦略。 なかなかSCでピットインしないとかギャンブルだなと思うけど、これは雨が降ってウェット路面になる可能性を考慮してたのかなぁ。 それともここでソフトからミディアムタイヤに交換することのリスクの方が高いと読んだのか。

SCが明けてからトップに立ったのは関口。 国本を抜いてからラップ2秒近く後続をちぎるペースで走行。 これは完全にセッティングもドライに振ってるんだろうね。 この思い切りの良さはやっぱり関口の真骨頂だなぁ。 とはいえピットインのマージンを稼がないといけないんで、関口としては攻めるしか優勝の可能性はないのです。

逆にSCのタイミングでピットインしてミディアムに交換した坪井はその後のペースが極端に遅くて次々に抜かれていく展開。 ステイアウト組の上位4台は多分これを嫌ったんじゃないかな。 ただ、坪井だけじゃなくて同じチームの石浦もソフトタイヤなのに苦戦してたことを考えると、ちょっと雨寄りのセットに振ってたんだろうか。 どっちにしてもせっかくの予選2位からだったのに、坪井はほろ苦いレースになってしまったね。


関口はコース上でピットストップ分のマージンを作り出すことに成功し、完全逃げ切りで圧勝

ちなみに個人的には今年のSFではやはりアレックス・パロウに注目。 今回も予選は後方になってしまったけど、見事な追い上げで6位入賞となかなかの走りを見せていたんで、今年中に表彰台には必ず乗ってくると予想。 本音はどっかで勝てると思ってるけどね。

まだ2戦しか終わってないけど山本が堅実にポイント積み重ねてますな。 彼も今回ほとんどドベの方からだったのに2位まで追い上げるのはさすがとしか言いようがない。 去年の勢いは今年も継続ってところでしょうかね。


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