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MotoGP第17戦 オーストラリア
すでにタイトルは決したMotoGPクラスだけど、マルケスは全く手を緩めることなく、ここでもPPを奪いました。 フィリップアイランドはタイヤにとても厳しいサーキットで、ここ仕様のタイヤをミシュランが持ってくるほど。 マルケスを含めたほとんどのライダーがフロントにミディアム、リアにハードという選択で決勝に臨んできました。
序盤はやはりタイヤに無理のできない状況で様子見の展開になる中、ザルコがマルケスに追突。 ザルコはコースアウトしてそのままリタイヤし、突っ込まれたマルケスのバイクもトラブルを抱えてピットインしてリタイヤに。 ザルコは前後ともソフトタイヤという攻めの選択だったんで、ブレーキングで目測誤ってしまったんでしょうかねぇ。 あれは明らかにザルコのミスだったと思う。
マルケスが居なくなった後、いきなり攻勢を仕掛けてきたのはヤマハの2台。 特にビニャーレスは序盤8番手くらいを走行してたのに、気付いたらいつの間にかトップに浮上していた。 そのままスパートを掛けて後続を引き離しに掛かります。 ビニャーレスはフロントにソフト履いてたんだったかな。 ロッシは追走しようとするもドゥカティ勢やスズキ勢にチャージされて防戦一方。
今回ケガで欠場のロレンソのピンチヒッターでドゥカティワークスで戦うバウティスタのパフォーマンスが良かった。 いきなりワークスマシンに乗り込んでドヴィ達と表彰台争いできるんだから、来年WSBでドゥカティワークスで戦うのがとても楽しみです。 デイビス食う活躍も期待できるんじゃなかろうか。
レースはマルケスが不在とはいえビニャーレスが今季初勝利でヤマハにとっても26レースぶりの優勝になりました。 正直今年は0勝もあると思ってたけど、一つ勝てて良かった。
ただ、これでヤマハ復活とは思わない。 と、いうのもここはフルブレーキングから加速するコーナーが少なく、ヤマハの弱点がそこまで目立たないから。 それは茂木で散々だったのを見ても証明されてる事で、まだまだ問題は山積みだって事です。 まあ、この1勝でチームが奮起して来年に繋げてくれることを期待しましょう。
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