
マルケスが5度目のチャンピオンに王手を掛けて臨んだ日本GP。 予選はドヴィがPPを取ったもののマルケスは6番手から。

ドヴィが順調にホールショットを決めた後ろではマルケスが1周目から攻めて2位に浮上。 いつもながらマルケスのブレーキングの鋭さと思い切りの良さは他を圧倒するものがありますな。

ドヴィが先頭でレースを引っ張ると序盤はペースが抑えめなことがほとんどで、トップ争いは長い隊列が続く展開。 これもドヴィの想定内で中盤からペースを釣り上げてふるいに掛ける戦略ですね。 ヤマハとスズキ勢がこれにどこまで対抗できるか。

前戦初開催のタイでは最後まで優勝争いに絡んだヤマハ勢だったけど、やっぱりというか茂木では中盤についていけなくなり始めてロッシがスズキ勢に抜かれます。 これだとオーストラリアとマレーシアも苦戦するだろうな。


マルケスは残り4周で満を持してドヴィにアタックしてトップに浮上。 ドヴィもここまでタイヤをマネージメントしてきたハズなんで残り数周での再逆転を狙って後ろについてた残り2周・・・。

痛恨のスピンアウト



勝ってタイトルを決めたマルケス。 WSBのレイの時はコース脇でポーカーするなんて演出があったけど、マルケスはコース脇にあるゲーム機みたいなのでお祝い。 何じゃこれ(^^;) 最近の2輪はこんな風にチャンピオンを決めた時に演出するのが流行りなのか。


マルケスはまだまだこれからが円熟期に入っていくと思うんで、MotoGPでロッシが持ってる全ての記録を今後更新していく存在になるんだろうな。 同年代でマルケスに対抗できるライダーが居ないというのもね。 今後10年以上もマルケス王朝見せつけられるんだろうか・・。
それにしても日本勢は各クラスとも活躍できませんでしたね。 Moto3の佐々木はずっとトップ集団の一番後ろには居たんだけどついていくので精一杯で誰も抜けずに終わったし、Moto2の長島は予選はトップ10に入ったまでは良かったけどレースはポイント取るのがやっと。 そしてMotoGPクラスは中上がもうちょっと頑張ってくれるかと思ったけど、スポット参戦の中須賀にすら負ける始末。 日本勢が最後に表彰台に上ったのは6年前に遡るし、ワクワク感がないなぁ。
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