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2018 鈴鹿8耐

台風の影響が心配された鈴鹿8耐だけど、中止になったり短縮にならずに開催できて本当に良かった

今年の話題は何と言ってもWSBチャンピオンのレイの参戦でしょうね。 予選の2分5秒台とか異次元のスピードも披露して、ヤマハの4連覇を阻止する筆頭候補はカワサキしかいないだろうと期待を持ったファンも多かったのでは

それにしてもスタートシーンはいつ見ても圧巻。 ライダー達がコースの反対側から走ってバイクにまたがって発進していく時の緊張感とか、何かいいなと。 でもこれだけ台数居てよくクラッシュしないもんだね。

今年は雨の序盤戦はホンダワークスがリードする後ろでカワサキやヤマハ、スズキとメーカー違いの争いがずっと続いて面白かった。 特にヤマハのファン・デル・マークとロウズ、カワサキのレイとハスラムはWSBのレースでもやってんのかってくらいにずっとデッドヒート(笑)


このまま最後まで続くのかと思ったけど、やはり8時間ていう長いレースの間にはいろいろなドラマがあり、結局はヤマハが4連覇を成し遂げるのでした。
カワサキは中盤でピットイン直前にガス欠起こしたのが最初の失敗で、その後雨が降り出した路面でSC中にレイがまさかの転倒を喫してしまった事で大きく後退。 レイがコケたのを見るのもレアだったけど、そもそもあんだけ降ってるんだからレインに交換していれば・・とも思う。 タラレバ言ってもしょうがないけど、ノーミスだったら勝つチャンスは充分あったと思うし、レイは来年も8耐に来なさいw そしてハスラムは来年レイのチームメートとしてカワサキに乗るけど、サイクスよりもずっと期待できそう。 是非ともレイの独走を止めておくれ。
2位のホンダはワークス復活していきなり結果出したけど、正直言ってタイヤ戦略がザルで優勝逃したようなもんだなと思った。 序盤レースをリードしておきながらドライタイヤに交換するタイミングが遅くて一気に4番手に後退したし、雨が止んで再び路面が乾き始めた後半でも給油回数を減らそうとするあまり、ここでもタイヤ交換を遅らせ過ぎてマージンを一気に吐き出す失策。 30秒差の大半はタイヤ戦略での失策が大きかった。 せっかくSCでホンダが得してたのにもったいねぇ。
その点ヤマハは中須賀がケガで走れない中、ファン・デル・マークとロウズがノーミスでしっかりレースを完遂。 ロウズってコケるイメージがあるのに耐久はホントにミスしないねぇ(笑) 2人ともWSBで初優勝した事で自信と安定感が増したかな。
当たり前だけど耐久は速さだけじゃ勝てなくて、とにかくミスをいかに減らすかが勝敗を大きく左右するなと改めて実感。 今年は何度かウェット、ドライという難しい状況がレースをより面白くしてくれたけど、そういう意味ではヤマハ勢は2人で完璧な仕事をしたという事ですかね。
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