
フォーミュラEの第4シーズンもニューヨークでのWヘッダーでフィナーレを迎えました。 予選ではテチータ勢の2台がまさかのパワーの上限使用違反で最後尾に落ちる波乱があったものの、チャンピオン争いをしてるバードも予選で振るわずという展開でレースがスタートしました。


来年から日産に変わるのでルノーでのラストレースになるブエミ。 今シーズンまだ優勝が無いんで何としても有終の美を飾りたいところだけど序盤でアプトに抜かれます。 シーズン序盤こそトラブルに泣かされたけど、アウディのレースでの強さときたら後半戦特に顕著でした。 使えるパワーの上限は決まってるんで、回生だとか加速だとかそういう部分でアドバンテージがあるのかもしれませんね。 もちろん今年2勝したアプトの成長もあるんだろうけど。

一方去年のニューヨークラウンドで勝ってるバードは決勝でペースが上がらず、追い上げてきたテチータ勢に立て続けに抜かれます。 ダメだこりゃ・・勢いが全く違うな。 コースがちょっと長くなったこともあって下手にペースを上げられない事情もあるんでしょうけどね。

レースは後半に入ってピットストップ直後にディ・グラッシがアプトを逆転。 アウディ勢は盤石の1,2体制。

そしてチャンピオン決定を確定させる為にテチータ勢はチームオーダーを出してロッテラーとベルニュのポジションを入れ替え。

直後にバードのチームメートのリンがクラッシュしてSCと何かこれ、チームの指示なんじゃねーのかと疑いたくなるようなタイミングの良さだったんだけど、バードはSC後の追い上げのチャンスを生かせませんでした。


レースはディ・グラッシが連勝してアプトが2位とアウディの強さが目立ちました。 そしてベルニュも5位でフィニッシュした事でバードとのポイント差が31点差になった事でチャンピオン決定。 まぁ今年はベルニュが強かったんで、文句なしでしょう。

個人的に失望が大きかったのがローゼンクビストの大不振。 今年前半と後半でまるで別人みたい。 トラブルがなかったのにレースで全く振るわないのはどうしてしまったのやら。 こないだのスーパーGTで復活してきたかと思ったんだけど、今回は予選もレースもパッとしなかった。
一応今日の夜にも最終戦があるけど、あまりにも今流れが良くない状態なんで期待薄でしょう。 チャンピオンシップも決まったんで最終戦の記事は必要ないかな(^^;) このまま消化不良でシーズン終えると次のシーズンにも響きかねないんで何とか奮起してもらいたいもんです。
スポンサーサイト