
ここのところ勝ち星に見放されてるドゥカティにとっては最重要レースのミサノラウンド。 しかし予選1,2はカワサキ勢って事で今年のドゥカティは去年までと比べて相対的に戦闘力落ちた感がありますね。 レギュレーション変更でババ引いたのはカワサキだけじゃなくてドゥカティもだけど、それに対応できたのが結局レイだけという何とも皮肉な展開。 レギュレーション考えた人達はこんなはずじゃなかったって後悔してるでしょうw
そしてレース1のスタートでいきなりレイが1コーナー取った瞬間にオワタヽ(^o^)/って感じでしたね。 いったんトップに出ちゃうとレイのペースについて行ける奴はそうそう居ない。 マージンを持ちながらそのまま後続を引き離していく展開でした。


いつもの事とはいえ、PP取りながらレースで遅いサイクスはここでもデイビスやラバティに抜かれまくり。 この人もうモチベーション完全に切れてるっぽいな。 レイには大きく水を空けられて来年のシートも無いとくれば2012年のチャンピオンもすっかり落ちぶれちゃったなあ。

アプリリアにとってもイタリアでのレースは重点レースだけど、前回同様にラバティの奮闘が光りましたな。 中盤ちょっとミスしてデイビスに2位を譲ったものの、今回も3位表彰台って事でアプリリアも戦闘力を上げてきてる。


圧倒的過ぎるレイは今季9勝目。 やろうと思えばもっと千切る事も出来たハズ。 それをしないのがレイの余裕をあらわしてるな。


レース1であまりにもレイが余裕で勝ったもんで、正直レース2もレイだろうなって予想はついたんですが、スタート直後はレイも6番前後で様子見してる感じでした。


と、思いきや一応タイトル争いしてるデイビス相手にかなり強引なパッシングをかますアグレッシブさも。 さすがにカチンときたのかデイビスもやり返してたけど、レイの勢いには歯が立たない感じでしたね。
今のカワサキのマシン、多分マルケスが乗ってもレイには敵わない気がする。 セッティングなのか分からないけど、コーナーでッ普通だったらアウトインアウトでラインを使うところをレイだけインベタで進入してもペース落ちないんだもの・・。 これならどこのコーナーでも抜けるわな。 レイだけなんだよねぇ、セオリー無視して走れるの。

ファン・デル・マークも終盤ブレーキングで必死にレイに対抗しようとしてたんだけど、止めるので精一杯って感じで最後は根負け。 まぁでもガッツは見せたよ。


前戦に続いてレイはW達成の今季10勝目。 差だけ見ると接戦だけど、内容的にはレイの圧勝でした。 この人だけ予選無しの最後尾からレースさせたら良いんじゃない。 きっとそれでも勝つだろうけど(^^;)

WSBはここから2ヵ月お休み入って終盤4レースになるけど、チャンピオンシップに関してはほぼ終了って感じですかね。 あとはドゥカティとヤマハがもうちっとマシンを良くしてレイを苦しめられるかどうかくらい。 あと2年はこんな状況が続いてしまうんだろうか・・。
さて、レイを筆頭にWSB参戦組は鈴鹿8耐に多数エントリーしてきていますね。 今年もヤマハが本命ではあるけど、レイのカワサキもタイムが肉薄してるんでものすごく楽しみではあります。 強過ぎて応援したくないレイだけど(笑)、8耐となれば話は別。 ヤマハの牙城を崩せるのはアンタしか居ないでしょ

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