
インディカーは早くも後半戦。 ロードアメリカのPPはニューガーデン。 予選上位の顔ぶれはすっかりおなじみのメンツで変わり映えしないのが今年のシーズンの特徴ですかね。 琢磨は今回予選7位と上々の結果で決勝でさらに上を狙います。

スタートでいきなりパワーが大きく出遅れたと思ったら、何とマシントラブルで1周もしないでリタイヤに。 前回はクラッシュに巻き込まれるし、今年のパワーってホントにアップダウンが激しい。 インディ500で今年の運を使い切っちゃった


ニューガーデンを先頭にハンターレイとロッシのアンドレッティ勢。 その後ろに琢磨も続き、少し後ろにウィケンスとディクソンという上位陣。 序盤は燃費の関係もあって膠着状態が続いたけど、ピットインのタイミングで前後してバトルが見られました。

その中でちょっと酷いなと思ったのがロッシのバトルのやり方。 序盤のウィケンスとの時もそうだったけど、琢磨とのサイドバイサイドの時に相手をコース外に押し出してました。 びっくりなのが同じこと2度もやっておいてお咎めなかった事。 ロッシ自身も何か問題でも

個人的な見解だけど、自分の方が前に出ててコーナー立ち上がりで相手のラインを潰すのはアリだと思う。 ただ、ロッシの場合は横並びで押し出しでしょ。 これは相手にラインを残さないとダメだと思うな。
以前、自分もレースで似たような展開になったことがあるけど、自分は避けずにぶつけてやりました(^^;) ぶつけたってのは語弊があるかな。 相手がライン潰そうとしてきたんで逆に弾き飛ばしてやったってのが正解。 ま、こんなのはカートだからできた事で、フォーミュラマシンじゃ避けなきゃどっちも潰れるね。

しかしそのロッシに報いがきたのか、終盤にマシントラブルになって失速することに。 実況の村田さんの『罰が当たったんじゃないですか』には笑ったw



ずっとハンターレイに食いつかれていたニューガーデンだけど、結局最後まで脅かされることなく今季3勝目のチェッカー。 実は余裕があったんじゃないかなぁ。 燃費のこともあるから必要以上に飛ばさなかっただけで。 そして琢磨も今季最上位の4位という事でここんところ粘りのレース続けてたのが好結果に繋がりましたな。

インディカーは取れるポイントが多いから見た目ほど差は大きくないけど、それでもチャンピオン争いは5位のパワーまでに絞られたかな。 とはいえ、ロッシもパワーもここ2戦まともなポイントが取れてないんで、安定感のあるディクソンを追い詰めるのは結構厳しい気もするけどね。 ディクソンのレースの上手さはこのシリーズにおいて際立ってます。
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