
前回2年ぶりの復活優勝からの今度はドゥカティでの初PPって事でノリに乗ってるロレンソ。 何か・・・それまで結果出てなかったから仕方ないとはいえ、ホンダ移籍決めちゃったの早まったんじゃない(^^;)
スタートでは珍しくマルケスに先行されてしまうも、2周目ですぐさまトップを取り返してロレンソパターンに持っていこうとします。 マルケスとドヴィがこれについていき、4位に上がってたロッシは徐々に遅れてしまい、3台の優勝争いに序盤にして絞られた感じ。

ところがドヴィもついていくので精一杯だったか、序盤にして痛恨のスピンアウト。 去年は自分のミスでリタイヤなんてほとんど無かったのに今年はちょっと多いね。 まだシーズン前半とはいえ、このスピンで今年のドヴィのチャンピオンの目は無いなと確信しました。 復調したロレンソに押されて焦りが見える。

中盤までは前後ハードタイヤでロレンソのペースについていくマルケスが有利だなと思っていたけど、ソフトタイヤのロレンソは最初から最後までほとんどペースが落ちずにマルケスを突き放すことに成功。 前回といい今回といいロレンソ急にどーしちゃったんだろ。 移籍を決めちゃったこの時期にきてドゥカティと自分のライディングスタイルに合うセッティングを見つけたんですかね。



さすがに連勝となるともうまぐれでは無さそう・・・。 って事はこのパターンになってしまうと今年はつまらないレースが増えそうだ(苦笑) ロッシも表彰台登れてるのは現状のヤマハの戦闘力を考えたら頑張ってるとは思うんだけど、優勝争いには程遠いね。

まだマルケスの絶対有利は変わりないけど、もしかしたらロレンソのこの勢いからしてチャンピオン争いに今後加わる可能性が充分にあり得るかもしれませんねぇ・・。 ヤマハは無理だし、ドヴィもあのザマって事でマルケスに対抗できるのは現状ではロレンソのみか。 でも一人で49ポイントもの差を詰めるのはかなり厳しい状況であることは確か。
それにしても・・じゃじゃ馬で乗りこなすのは難しいドゥカティもモディファイが進んで洗練されてきてるんですね。 正直ロレンソみたいなタイプには無理だと散々こき下ろしたんですが、自分のスタイルに合うように少しずつ改善していったんだと思うと、やはりロレンソもチャンピオン経験者だったんだなと。 この人、来年ホンダに行ってマシンをモノにしちゃったらマルケスとロレンソしか勝てないようなシーズンになりそうで怖いです(^^;) 他のライダー頑張れよ。
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