
母国レースのロッシが2年ぶりのPPを取ってサーキットが大歓声に包まれたイタリアGP。 ビニャーレスも3位って事でようやくここにきてヤマハワークスにも光が見えてきたか・・・と期待はしてたんですけどねぇ。 そんなあまいもんじゃなかった。

レースになるとヤマハワークスはドゥカティワークス勢に対して明らかに劣勢でした。 それにしてもまーたロレンソがトップに立って引っ張る展開。 もういいよ、どうせ中盤から失速するんだからと冷ややかに見てたんだけど、解説の原田哲也氏は『ロレンソが勝てそうな予感ありますよ』と。 うそ~


予選こそ6位だったけど、決勝では前回と同じようにハードタイヤで2位に上がってきたマルケス。 トップに立つのも時間の問題だった序盤でまさかの転倒。 その後起き上がってレースを再開するものの、16位に終わってノーポイントに。 ファンには申し訳ないけどマルケスグッジョブ




レース中盤でロレンソとドヴィの1,2体制になった時にソフト側のタイヤ履いてるロレンソは終盤いつものように失速すると思ってた。 ところが最後まで失速するどころか完全に独走で、2年ぶり・・そしてドゥカティ移籍しての初優勝をついに飾る事に。 一体何がハマったんだろうね。 ドゥカティの地元でもあるからデータは沢山あるし、ソフトでも行けるという計算はあったかもしれないけど。
ただ、この優勝も時すでに遅しだったのかロレンソの口からはドゥカティは今季限りっぽいニュアンスのコメントが出てますね。 まぁ個人的にもロレンソには合わないと思ってたし、来期はヤマハに出戻りかな。 ワークスにはシート無いけど・・。 でも1回でも勝てて良かったんじゃないかな。 ロッシは2年居ても勝てなかったしね。

レースでは3位に入ってランキングも2位に浮上したロッシではあるけど、正直ヤマハはタイトル争いに絡めるような戦闘力は無いと思う。 ロッシも同じようなこと言ってるし、コケたといってもまだまだマルケスに余裕あり。 次は去年ドヴィと最終コーナーまで激しい戦いを演じたカタロニア。 ここでまたマルケスが突き放す展開になるかもしれないな。
・・・と、ここまで書いたのが3日前。 何とホンダワークスはペドロサとの契約を終了して来年からロレンソが加入する事が発表された

逆にドゥカティはサテライトチームからペトルッチが昇格という事で、個人的にもこれは嬉しいニュースでした。 1年契約だから結果を出せるかどうかは本人次第ってとこなんでしょうけどね。
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