
今週はインディカーの開幕戦だった事を完全にチェックし忘れていました

インディカーもオフシーズンの情報がほとんど入ってこないんで、ストーブリーグも琢磨がレイホールに移籍した事以外はほとんど分からず・・。 今年は結構ドライバーラインナップが変わったようで、何と新人が7人も加入。 その一方でカストロネベスは引退とインディカーも世代交代みたいですね。

今年のマシンはこれまでよりもダウンフォースを2割削減。 その代わりにマシンの下部でダウンフォースを発生させる工夫がされてるそうです。 それによって制動距離も伸びるんでバトルを誘発しやすくなると。 去年はホンダとシボレーで独自の空力パーツを使用してたけど、今年からはそれも共通になったらしいですね。
F1は逆にダウンフォース増加させて、その結果速くはなったけどバトルが減った。 やることなすこと裏目ばかりで一体どうしたいんでしょうかね。 インディカーの方がはるかによく考えられていると思う。
その結果、予選は去年までDTMで走ってた新人扱いのウィケンスがデビュー戦PPという快挙。 他にも新人勢が上位に来るという波乱の予選になりました。 その中で琢磨は5番手と良い位置につけましたね。
ウィケンスはこれがデビュー戦とは思えないくらいにローリングスタートも無難に決めてトップに。 逆になめてかかったのか、2番手のパワーはアウトから強引にウィケンスを抜き去ろうとしてスピン


序盤はとにかくSCが多くてなかなかレースが進まない。 やっぱりダウンフォースが減ってミスもしやすくなったのか、名手ディクソンまで止まりきれずによりによって琢磨にミサイル。 あ~、やっぱり琢磨は今年もツキが無いのかぁ。

PPから快調に飛ばすウィケンス。 いくらDTMで活躍してたからって箱車からフォーミュラに乗り換えていきなり優勝争いってすごいもんだ・・。 後ろにロッシが接近してきても全く動じないし、むしろタイヤマネージメントを考えて走ってるからスティント後半で突き放す。 こりゃデビューウィンあるぞと期待しちゃいましたね。

去年ここで勝ったブルデーはSCが入ってもピットに入らず、走れるだけ走ってスティントを伸ばしていく戦略。 SCも多かったんでトータルのピット回数を減らしてポジションを上げようということですね。

レース終盤、ウィケンスとロッシの2人に優勝争いは絞られたけど、ロッシが痛恨のブレーキングミスで差が開いてしまい、ウィケンスのデビューウィン目前にテンションが上がってきたんですが・・・。

何と残り7周でSCが・・。 リスタートは何とかウィケンスがしのいだものの、今度は残り4周でチルトンがスピンして再びSC。 チルトンマジ使えねぇ・・。 そして残り2周のリスタート。

ロッシがウィケンスを弾き飛ばしてしまい、ウィケンスはクラッシュ




ブルデーは去年のインディ500でのクラッシュで大怪我してからの復活優勝で涙ぐんでましたね。 そもそも去年終盤戦に復帰してきたのもスゲーと思ったけど、ブルデーはインディカーでは何か持ってるなと。

予選では新人が大暴れだったけど、レースが終わってみたら一人もトップ10に入ってないね。 これもインディカーだな。 ロッシは3位になってるけど、多分ペナで降格でしょうな。
琢磨は12位だったけど、ペースが遅かったしディクソンにぶつけられなくても最終的な順位は大して変わらなかったかも。 チームメートが2位になっちゃったんで物足りなさはあるけど、マシンが変わった事でペンスキーやガナッシ以外のチームにも充分チャンスがあるのは開幕戦見てよく分かったんで今後に期待ですね。
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