
今年のWECはル・マン24時間こそ観てたけど、それ以外のレースは特に後半戦は全く関心がなくなった。 そもそも今年はアウディが撤退したおかげでLMP1クラスはポルシェとトヨタのたった4台の戦いになったのが理由の一つなんだけど、もっと決定的だったのがポルシェが露骨なチームオーダーを使って2号車にしか勝たせないようにしてる事で興味が失せたから。
メーカーとしては何を置いても勝たなきゃいけないというのは理解はするし、チームオーダー自体は何十年も昔からある事だからある部分では仕方ないのかもしれないけど、片方の車にもタイトルの可能性あるのに早々に潰すやり方ってのはどうもなぁ。 ヨーロッパの人達ってそういうレース観て喜ぶもんなのかすごく疑問なんだけど。
アメリカのインディカーだとそういうのってほとんど見られないんだけどなぁ・・。 その辺はお国柄の違いってのがあるのかもしれないけど、チームメート同士でぶつけなければ基本自由にやらせるのはアメリカンスタイルだよね。 ただ、昨日のインディカーの最終戦では逆転チャンピオンの可能性があったはずのパワーが意味深な事をレース後に発言してたけど。 表ではチームオーダーは無いとか言っておきながら、チーム内では暗黙の了解みたいなのはあるのかもしれないが。
客の立場からすればメーカーの威信なんてものはどーでも良いし単純にレースが見たいんだけど、モータースポーツってのはビジネス的な側面があまりにも強過ぎて、チームオーダーなんて茶番が平気でまかり通る世界なんだよね。 こんなの他のスポーツでやったら八百長で大問題になるレベルの話なのに。
自分は好きで観てはいるものの、結局日本ではモータースポーツなんてこの先もずっとスポーツをしては認知されないマイナーなままなんだろうなぁ。 日本人の気質に合わないってのはよーく分かった。
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