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F1 REGENDS 19XX ③ 90’メキシコGP

2017.01.29 21:00|未分類
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 第3回は1990年の第6戦メキシコGPです。 この年は開幕戦のアレジVSセナとかを始め名レース満載のシーズンだったと思うんだけど、その中でも間違いなく1,2を争うのがこのメキシコGPでしょうね。 昔のレイアウトもダイナミックで個人的には好きなんだけど、やっぱりバンクのついた最終コーナーとか改修で無くしちゃったのが勿体無いなぁ。 

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 予選PPはベルガー。 86年にベルガーはここで初優勝を飾ったゲンの良いサーキットですね。 以下、パトレーゼ、セナ、マンセル、ブーツェンとトップ3チームの面々が並んで、非力なコスワースエンジンでアレジが6番手。 そしてこのレースの主役プロストは何と13位に沈んでいました。 

 ちなみにこの年からグリッド紹介の時に予選のタイムと曲が掛かるようになったんだけど、この曲がマツケラ的にはツボです。 レース前の緊張感を演出する曲で、93年に変更になった時はガッカリしたもんでした(笑) 

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 ホールショットはパトレーゼが取ったものの、長いストレートが続く場所はやはりホンダエンジン強し セナ・ベルガーがあっという間にパトレーゼを攻略して後続にリードを広げていく展開に。 

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 次第にセナのペースについていけなくなったベルガーはレース序盤でタイヤが持たないと判断して早めにピットインしてニュータイヤに交換。 中団まで落ちてそこから追い上げを図ります。 15周目ってのは大分早いけど、結果的にベルガーのこの判断は正解でした。 

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 グッドイヤー勢でも固めのタイヤをチョイスしていたウィリアムズ勢はなかなかペースが上がらず、マクラーレンはおろかベネトンにも先行を許す苦しい展開。 コンサバに行こうとしたのが裏目に出ちゃったかな。 パトレーゼは結局ペースが上がらないのに我慢しかねてソフトタイヤにチェンジしちゃったんで、戦略ミスりましたね。 

 スタート直後はペースが鈍いように見えたフェラーリ勢も徐々にウィリアムズ勢に接近してバトルに突入。 やっぱV12エンジンって重いだけで有利なとこ何もないじゃんと思ったんだけど、ちゃんとレースを最後まで見るとマンセルもプロストもタイヤを最後まで持たせる為に序盤は無理しなかったって事なんでしょうか。 プロストはともかくマンセルもそういうとこちゃんと考えて走ってる事に驚き(^^;) 

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 レース中盤にして後続に17秒のリードを築いていたセナ。 ここまでの展開だとあとは上手くマシンを持たせながら後続とのマージンをコントロールするだけの楽なレースに見えるんだけど、ここでタイヤ交換しなかった事で事態は思わぬ方向へ転んでいく事に・・。 でも当時見てた人はこういう展開で無理にピットインする必要あるなんて思わなかったろうなぁ。 

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 2位のピケにマンセルが追いついてこれをパス。 ピケはこの後タイヤが厳しくなってきてピットイン。 グッドイヤー勢はフェラーリも含めてほとんどのチームが柔らかめをチョイスしてるにも関わらず、フェラーリ勢だけがレース後半になって尻上がりにペースが上がっていってました。 フェラーリ641/2がとにかくタイヤに優しいマシンだったんでしょうね。

 しかし同じようなコンセプトなのにも関わらず、どうして翌年の642はてんでダメになっちゃったんだろう(^^;) ホントF1マシンって繊細で不思議。 

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 予選で振るわなかったプロストは決勝に向けてレスダウンフォースのセッティングに変更してこれが大当たり 焦らず着実にポジションを上げ続け、ついには周回遅れを抜くタイミングを利用してマンセルも抜いて2位に浮上。 そしてここからはファステストを連発しながらセナよりも2秒も速いペースで猛追していきます。 

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 そしてレース終盤、とうとうセナも追いつかれてフェラーリ2台の猛チャージを受けて陥落。 プロストがイヤらしいなぁと思ったのはセナに追いついた後に一気に抜かずに激しくプレッシャーを掛け続けながらマンセルが来るまで待ってた事ね。 プロスト的には自分が勝つだけじゃなくてマンセルもセナを抜いてくれた方がチャンピオンシップで大事ですから。 

 さて、フェラーリが1、2になった事でレースはこれで終了~・・・とはなりませんでした(^^;) 

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 何とマンセルが単独スピン プロスト追おうとして限界超えちゃったか。 せっかく1,2体制築いてたのにこういうミスしちゃうとこがマンセルらしいw 

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 時を同じくしてセナがタイヤバーストでリタイヤの憂き目に。 リード築いてたところでタイヤ交換してたら勝ってたかもしれないのに、ちょっと判断誤った事で最悪の結果になっちゃいました。 せめてフェラーリ勢に抜かれたところでピットインしてれば何ポイントかは確実に取れてたろうに、何で入らなかったんでしょうかね。 セナは入りたかったみたいなんでピットの判断ミスかな。 

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 レース序盤で早めにタイヤ交換してたベルガーがペースが落ち込んでたマンセルを強引にオーバーテイク。 かなり無茶な飛び込みで接触してたんで、これにマンセルが大激怒。 

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 マンセルの走りって感情がモロに画面ごしに伝わるよ(笑) アレジもそういうタイプだけど、本当に分かりやすくて面白い。 今はこういうドライバー居ないんだよねぇ。 とにかくベルガーがマンセルに再び火をつけてしまい、どつきあいのような接近戦を繰り返した挙句に何と最終コーナーの大外からマンセルがベルガーを抜き返すというとんでもねぇバトルで決着。 30代後半にして感情に任せた荒々しい走り・・嫌いじゃないですww 

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 レースはフェラーリ勢の1,2フィニッシュで終了。 プロストはここから連勝をかさねてタイトル争いを振り出しに戻していくんですね。 こうやってみるとプロストの絶頂期はやはり90年までだったかなって感じがしました。 僕は当時93年しかプロストの走りを見てないんですが、前年のマンセルに比べると最強マシンに乗ってるのに全く凄みを感じない・・ただ速いマシンに乗ってるから勝てただけに映るレースが多かった。 それに比べるとこの90シーズンは走りと戦略を駆使して勝つプロストらしさ全開でした。 

 さて、今後の予定が出てるそうで、91ブラジル、92モナコ、93ドニントン・・・・何かセナが勝ったレースばっかり。 まあ確かにレジェンドなレースだったとは思うんだけど、ぶっちゃけモナコとかドニントンとか何年か前に見たような気がする。 以前のブログにも書いたんじゃなかったかなぁ。 なのでモナコとドニントンは面倒くさいんで書きませんw 91年のブラジルはレースの内容までは良く知らないんでアップしようかな。 どうも年1回のベストレースみたいな感じで放送してるみたいだけど、そうなるとつまんない94年って日本GPくさいなぁ・・。 これも確か見たよ・・。 
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コメント

NoTitle

はじめまして。当時はセナファンでしたが、この時ばかりはプロストの追い上げに鳥肌が立ったのをよく覚えています。レース後のコメントがこれまた憎い(笑)このレースが再び見たくてCS解約を先送りました。

NoTitle

 nobuさん、コメントありがとうございます。 90年のプロストって1回もPPは取ってないのに5勝してるんですよね。 速さもドライバーのバロメーターだけど、レースで強い追い上げ型の方が応援してて楽しいですよね。 
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