(注)先週レースが多かったもんで、記事書くのが丸々1週間ズレてます

2輪のレースもようやく再開しました。 第2戦とはいえ、MotoGPクラスは開幕戦は中止になってるんで、これが実質の開幕戦ということになります。 開幕戦がここまでズレ込んだことは、オフシーズンに手術を受けたマルケスや中上にとっては願ったりだったんじゃないでしょうか。 恐らく万全な状態でレースに臨めてるハズなんでね。 今年もマルケスが大本命でしょう。
下位カテゴリーのMoto3では小椋藍が開幕戦に続いて2戦連続表彰台の2位


MotoGPクラスのPPは予選番長クアルタラロ。 この子は予選は速いのよ、予選は(;^ω^) このスピードを決勝でも上手く最後までもたせて勝つことができれば、マルケスとタイトル争いできるかもしれない。 へレスはコーナーが多いから、クアルタラロとビニャーレスのヤマハ勢には勝ちたいサーキットですね。 ロッシは・・・・まぁ頑張れ。

オープニングラップは2番スタートのビニャーレスが取りました。 クアルタラロはまたしてもスタート失敗。 ん~・・・スタート練習した方がいいんじゃないかい


マルケスはお得意の先行逃げ切りパターンに持っていくべく、序盤からビニャーレスに仕掛けます。 ちなみにビニャーレスは前後ともソフトタイヤ。 マルケスはフロントだけハードでリヤがソフト。 マルケスはこのセット好きだねぇ。 ハードブレーキングするからハードの方が最後まで攻められるんだろうけど。
それにしてもロッシもそうだけど、ヤマハワークスは路面温度が高いのに何で前後ともソフトなんか履かせたんだか謎でしかない。 2人ともちょいちょいブレーキングミスってるじゃん


ところがビニャーレスを抜き去ってリードを広げようとした矢先に、マルケスまさかのコースアウト。 転倒こそ避けられたものの、これで16番手までポジションダウン。 レースでこういうミスするのはとても珍しいことだけど、これで俄然レースが面白くなってきたぞ


スタートで出遅れてドゥカティ勢に囲まれていたクアルタラロはようやくペースが安定してきたのか、ミラーを攻略して2番手に浮上。 鬼(マルケス)の居ぬ間に初優勝のチャンスを掴めるか。 トップは目の前だ。

トップのビニャーレスはレースが進んでもマシンバランスが良くなさそうで、ブレーキングで度々ミスしたところをクアルタラロとミラーに抜かれて3位に転落。 クアルタラロはその後着実にマージンを築いていきます。 ちなみにこっちはフロントにハードを履いていたから、ペースの落ち込みがなくむしろここから上がって行ってました。

コースアウトして順位を下げていたマルケスが驚異的な追い上げ。 っていうか一人だけ別カテゴリーですか


2位に上がるのも時間の問題かと思いきや、直後にまさかの転倒




クアルタラロはようやく参戦2年目にして初優勝。 これで一皮剥けたかな。 ワークスマシン供給されてるとはいえ、ファクトリーチーム以外のライダーが勝ったのは久々。 マルケスとの真っ向勝負ではなかったにしても、勝ったという事が大きいのです。 2位はビニャーレス。 3位はドヴィが取りました。
この手のコースではヤマハの旋回性能が強みなのは分かったけど、ドゥカティも今年は改善が見られる感じする。 そしてペドロサがテストライダーで加入したKTMの戦闘力アップが顕著ですね。 コースによってはいろんなメーカーが入り乱れてのトップ争いも見られるかも。
マルケスがいつ復帰できるかにもよるけど、怪我したのが腕だけに無理してレースに戻ってきても、本調子になるのは時間が掛かるかもしれません。 そうなると久々にマルケス以外のライダーにチャンピオンの可能性ありか

でも今回のレース見ると、マルケスは戻ってきたら残りレースを全勝しちゃいそうなくらい圧倒的だったけどね。 案外大逆転でチャンピオン取っちゃうんじゃないかという線も捨ててません。 本当の意味でのマルケスのライバルって今のMotoGPクラスには居ないなぁ。
来週はアンダルシアGP・・・・アンダルシア



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