
スーパーフォーミュラーはここから後半戦。 確か後半戦に向けてエンジンを供給するホンダとトヨタがアップデートしてきたのと、多分レースを面白くする意味でヨコハマタイヤがソフトとミディアムの2種類のタイヤを供給。 F1みたいにレースでも2種類のタイヤを履かないといけないルールになりました。
ただでさえスピードが拮抗してる今のスーパーフォーミュラーでまともにパッシングシーンが見られるのって富士くらいなもんだし、バトルを演出しようといろいろと試行錯誤してるのは分かります。 今回の変更が少しでも効果を発揮してくれればいいんですけどね。
今回のPPはインパルの関口雄飛。 ついに来たか~って感じ。 何だか今回のインパル勢は他を圧倒するスピードを発揮していて、もしかしてヨコハマタイヤに対応するセッティングのコツを何か掴んだ


唯一の懸念材料はスタートだったみたいだけど、それもバッチリ決めた後は確実にマージンを築いていく走り。 ロッテラーですら全く追いすがれず。

逆にチームメートのオリベイラは決勝でもトラブルに見舞われて、何か今年はGTでもそうだけど受難の年なのかな。 まあ何だか知らないけど上手くいかない時っていうのはあるもんだよね。

2種類のタイヤを使い分けないといけないっていうこの変更は悪くはないと思うんだけど、そもそもが抜けないコースだとバトルを誘発させるほどの決定的な要素にはなり得ないね。 ロッテラーと石浦の2位争いは最初から最後までずっとこんな調子で、結局バトルするまでには至りませんでした。

関口は最初のピットストップもかなり遅めで、燃料も沢山積んでてあれだったんで楽勝でしたね。 後半はしっかりマシンを労わるようにペースもコントロールして、ルーキーのはずなのにまるでベテランのようなレースマネージメントでした。 何だか初優勝って感じが全くしないですね、この人の場合(^^;)

ん~・・・可夢偉は今年は空気になっちゃったなぁ。 予選一発のセッティングが出せてないのかもしれないけど、3戦続けてポイント無しってのも厳しい。 スタート直後に最後尾に転落してた山本尚貴ももったいなかったですね。 最終的にポイント圏内まで上がってきてた事考えても、本当ならもっと上位で戦えたのかも。

関口は勝っても当たり前でしょって飄々としてましたね。 昔はずいぶんとヤンチャしてたらしいと解説の土屋さんも言ってたけど(笑)、今は勢いだけじゃなくて状況を把握しながらレースするクレバーさも身に着けたのかなって印象。

4戦終わった段階でもポイントは拮抗してるけど、ちょっとスピードとしてはインパルが抜けてる感じだったんで、他のチームがどれだけ次戦までにセッティングを詰められるかどうかになりそうですね。 次戦は確か岡山だったと思うんで、予選でほぼレースが決まっちゃいます。
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