スーパーフォーミュラ第６戦 富士

　戻り梅雨のような天候が続く中での富士スピードウェイでの第6戦。　予選も雨絡みの難しいコンディションで、関口雄飛が今シーズン初ポールを奪いました。　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　スタートではランク2位の平川が他車に追突された上に乗りあげられてまさかのリタイヤ。　さらに3周目にランク3位のフェネストラズが後方から抜きに掛かった山本の進路を遮るようにラインを取って接触。　それでバリアに弾き飛ばされマシンが真っ二つの大クラッシュ　幸いドライバーには何事もなかったけど、ランク上位が一気に2人とも消えた事でトップの野尻は楽な展開になりましたね。　っていうか結果次第じゃここでタイトル決まるんじゃないか　スタート早々から荒れるなぁ・・。　

　　　　　　　　　　　　　　　

　トップの関口はペースも快調で、27周目にピットインした後も10周目で早々にピットインした野尻の前でコース復帰できたものの、直後にまさかのリアタイヤ脱落でリタイヤ。　ピットインで5秒台って早過ぎると思ったんだよ・・。　ハマってなかったんだな。　

　これで2度目のSCが入った事でまだピットストップしていなかった右京くんと坪井が１，２位を保持したままコース復帰。　富士でここまで荒れるレースも珍しい。　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　右京くんは坪井の追撃から逃げ切ってついに初優勝　この子はこれまでメーカーの後ろ盾もない中でいろいろ不遇だったからねぇ・・ようやく才能を証明する事が出来て良かったのではないかと。　野尻はタイヤが厳しかったにも関わらず宮田の攻撃を何とかしのいで3位を死守。　

　　　　　　　　　　　　　　　

　次戦は茂木でのWヘッダーだけど、ん～・・・ここで野尻のタイトル決まるかもしれないね。　もう1レース分以上の差が付いちゃったから、平川以下はもう連勝でもしない限り追い付くのは無理ですね。　野尻も今季まだ1勝しかしていないというのに抜群の安定感よ。　去年と同じような展開になってきましたなぁ。