2020/12/27 20:00
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【
Edit】
今季のレースシーンもSFで終了です。 こんなクソ寒い12月に富士で現地観戦したお客さん、お疲れさまでした(;^ω^) カートやってた頃は11月でも結構寒かったというのに、12月の今頃なんて自分はさすがに無理だわ・・。

ちなみに決勝前のランキングがこちら。 山本が予選3位の1ポイントを加えたんで、単独トップに立ちました。 予選PPはタイトル争いに可能性を残している野尻。 このPPの3ポイントは追う野尻にとってはものすごく大きい。 と、いうのも、ここまで全戦ポイント取ってる野尻は下位2戦分の5ポイントを引いても、このレースで優勝すれば山本と平川の結果如何に関わらず自力チャンピオンの目が出てきましたからね。 平川は8番手から。 キャシディは予選でコース外走行があったという事でタイム抹消の最後尾からでした。

ホールショットは2番スタートの坪井。 松下が野尻を抜いて山本は4番手から。 西日が強くてストレートエンドじゃ誰が誰だか分かんないや(;^ω^)

とにかく山本の前でフィニッシュしない事にはタイトルが取れない平川は、序盤から積極的に仕掛けて5番手まで上げてきました。 多分この辺はタイヤマネージメント度外視で攻めて、まず山本に追いつこうとしたんだと思う。 そして平川は山本の真後ろまで接近。 さあ、果たしてここからどう戦うか。

10周目。 タイトルを取るには勝つしかない野尻が真っ先にタイヤ交換に動く。 優勝する為にアンダーカットの作戦に出たのはまぁ納得だけど、ここでタイヤ交換するメカさんがナットを取りこぼして時間が掛かる痛恨のミス

チーム無限ってこういうミスはほとんどしないチームなんだけどなぁ。 プレッシャー掛かっちゃったのかな。 結局順位を落とさずには済んだけど、坪井と松下をアンダーカットする作戦は完全に失敗。

15周目。 平川が山本よりも先にピットイン。 これは当然山本をアンダーカットに行く作戦。 これを見た山本は翌周にピットイン。 戻った時には山本が前だったけど、平川が渾身のパッシングで逆転

と思いきや、今度はホームストレートで山本が逆転とすさまじいバトルを展開。 とりあえずタイトル争いの直近のライバルだから、互いの事だけ見ていればいいからね。

レースが30周手前の段階でただ一人ピットストップをしていないキャシディ。 この人本当にタイヤの使い方が上手くて、タイヤ換えた連中よりも速いタイムで周回してるのよね。 引っ張るだけ引っ張って、終盤ニュータイヤで追い上げようって算段かな。 この戦略を取れる人はそんなに多くないと思う。

30周目、野尻がタイヤトラブルでリタイヤ。 いや~残念。 そしてこのタイミングでキャシディがピットインして平川の前に出る事に成功。 この後山本もパスして前の3台を追っていきます。 ただ、キャシディは勝ったとしても山本と同点になり、1レースの最大獲得ポイント数の差で負けだったらしい(ややこしいルールだ・・)。

何かチャンピオン争いばっかり注目しちゃってたけど、優勝争いは坪井、大湯、松下の若手が争い、坪井がシーズン唯一の2勝目を挙げてランキングも3位まで上げてフィニッシュ。 坪井は正に躍進の1年でしたね。 大湯も前回の優勝に続いての2位だから、素晴らしい結果なのでは。 キャシディはトップ争いに追いついたけど4位止まり。 山本は平川の追撃を振り切って5位でチャンピオンを決めました。 平川は残念だったね~。 まぁでも仕方ない。
今年はベテランと若手が接戦を演じていて、レベルがこれまでよりも上がった感じがしたな。 何よりも展開が読めないレースっていうのは面白くてイイよね。 ただ、今年はコロナの影響もあったんで周回数も燃料満タンで走り切れる短い距離という事で、戦略の幅はそこまで大きくなかった。 来年の春頃にコロナが収束してるとはとても思えないんだけど、元通りの周回でやってくれると良いかな。

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