2020/11/24 20:00
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初開催のボルティマオ。 予選は荒れましたって言い方は正しくないかもしれないけど、予選トップ10の内ワークスライダーがたった3人しか居ないという、正に今シーズンを象徴するようなグリッドになりました。 PPは地元レースになるオリベイラ。

ホールショットはオリベイラ。 モルビデリ、ミラーと予選順のまま。 前後ともハード履いてるにも関わらず、オリベイラは1周目からモルビデリに対して1秒弱のリードを築きました。 Moto3でもハード勢が速かったみたいだけど、タイヤ選択かなり重要っぽいな。 うねりや高低差のあるサーキットだけにソフト履くのはレース後半がちと難しそうだねぇ。

前戦に続いての2位争いをするモルビデリとミラー。 モルビデリは来年も19年型に乗るって事で2年落ちのマシンになるけど、今季3勝を挙げてしかもシリーズ2位を争ってるんだから、これだったら不安定な今期型なんて乗りたくないよね(;^ω^) エンジンだけバージョンアップした19年型で間違いないと思う。 ミラーも優勝こそなかったけど、ドヴィですら充分に乗りこなせなかった今期型のドゥカティを常に上位争いに持ってこれてる。 来年はワークス昇格だけど、充分優勝を狙えるんじゃないかな。 今後ドゥカティのエースになっていくんだろうね・・ってかなってもらわんとチームも困るだろう。

ビニャーレス、クアルタラロ、ロッシの今季型ヤマハ勢は仲良くポイント圏内ギリギリの14位争い。 本当にシーズン序盤の戦闘力の高さはどこに行ったのか、シーズン進む毎に決勝でのパフォーマンスが落ちて行ったなぁ。 開発がほとんど進んでない感じで新型も迷走するんじゃないかって気がするよ。 来年のヤマハワークスはビニャーレスとクアルタラロになるけど、この2人でちゃんと開発進むのかねぇ・・。

終盤戦にきて中上はちょっと転倒が多かったけど、それも表彰台が近付いてきたからこその攻めの姿勢。 最終戦は11番グリッドから追い上げて行って終盤までペースが衰えなかった。 タイヤの使い方が上手くなってきたのは中上の大きな成長じゃないかって思う。 来年はいよいよワークスマシンと同スペックになるから、必ずどこかで優勝争いに絡んでくれると信じてます

マルケスとも戦ってみせてくれ。

オリベイラは結局最後までペースを落とすことなく独走で今季2勝目

無観客じゃなかったら地元ファンの大歓声を浴びたんだろうなぁ。 ミラーがファイナルラップでモルビデリを攻略して2位。 中上もしっかり追い上げてきての5位チェッカーでした。

今シーズン終わってみれば・・・そうだな、マルケスの不在から一気に世代交代が進んだ1年になったかもしれない。 若手の活躍がとにかく目覚ましかったし、ドヴィやクラッチロウは今シーズン限りでMotoGPを去る事にもなった。 時代の転換点になったかな。
メーカーとしてもこれまでのホンダ・ドゥカティ・ヤマハの3強にスズキとKTMが割って入るようになって、スズキはミルがチャンピオン取ってKTMも3勝を挙げるなど躍進。 群雄割拠の1年でした。 こういう予想もつかないシーズンはやっぱ面白いよ。
来年はマルケスも復帰するだろうから、果たして今年みたいなシーズンが続けられるかどうか。 結局マルケスが居ないとホンダは0勝だったけど、それだけにホンダとしても来季型は何とかタイトル奪還と意気込んでくるでしょう。 マルケスが圧倒的なのは明白なので、包囲網で他のメーカーとライダー達には本当に頑張ってほしい。 また混戦のシーズンを見たいかな。

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