|Posted:2020/08/29 12:00|Category :
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ついにこの日が来た・・・。 湯河原の・・・、いや、もはや日本の名店の一つといっても過言ではない『飯田商店』さんに初訪問です

先日のブログでも書いたけど、緊急事態宣言が終わった後もしばらくはテイクアウトのみの営業でしたが、7月に入って店内営業も復活。 密を避ける為に整理券待ちの行列を回避する意味でネットでの時間予約制になりました。 普段は予約取るのも難しいんだけど、自分はたまたま初めて予約してみようとしたタイミングでまさかの予約が取れてしまったラッキーもあり、行くことができました

流れとしては集合10分前くらいに店の外でお弟子さんがメニューを受け付けてくれます。 で、11時開店と同時に飯田店主がご自分で暖簾を掛けてお客さん達をお出迎え。
『飯田さんだあぁぁーー
』とテンション爆上がりしたのは言うまでもありませんww そしてお弟子さんがお客さんを順番に席に案内しつつ券売機もやってくれるので、こちらは料金を先払いするだけ。 これも密を避ける為の店の対策なんでしょうね。 なかなかここまで徹底してくれる店はありません。
外からじゃ分からないけど、内装がお寿司屋さんみたいな和の雰囲気ですごく落ち着いてます。 掃除も行き届いていて清潔そのもの。 席もゆったり余裕があるし、アクリル板などの感染対策もバッチリです。
ありがたい事に自分が座った席は目の前で飯田さんのラーメン作りが見れる特等席

当然ガン見しながら出来上がりを待ちました。 一杯一杯を丁寧に作っていく姿に何か妙に感動して泣きそうになりました(苦笑) 多少待たされるけど、その待ち時間すらワクワクする。

はい、着ました。 しょうゆらぁ麺でございます

持ってこられたお弟子さんが『今日のチャーシューは黒豚でございます』とひと言。 へっ

何かレストランのウェイターさんみたいな説明するから面食らっちゃった(;^ω^) 雑誌にも書いてあったけど、飯田さんはスープをリニューアルする際に特にこだわったのが豚肉らしいんですよね。 それがこの黒豚なのだとか。
スープ飲んでみて6月に買ったテイクアウト用のラーメンの質がすこぶる高かったという事を再確認させられました。 キレのある醤油タレに鶏の旨味が凝縮されて、すぐ後に豚の甘みが口の中いっぱいに広がっていく極上のスープ。 脂多めに見えるけど、のど越しはとてもさっぱりしてしつこさは皆無ですよ。 リニューアル前は鶏だけだったそうだけど、豚が加わる事でさらにレベルが上がったと常連客は思うのかな。 僕は逆に鶏のみの味も食べてみたい気もするけど。
黒豚のチャーシューは程よく脂がのっててたまらん美味さ。 高級焼肉店で出してるような肉じゃないかと思うくらいの、口に入れた瞬間にとろける様な肉質。 ヤバいね、これ。 この豚の旨味がスープに溶け込んでるんだから、美味いのも納得。 飯田さんが惚れ込んだだけの事はある。
自家製麺は他の有名店と同じようにツルツルな細麺ですね。 日によって水やブレンドの量を変えてるそうだけど、この日食べた時はツルツルでいながらも多少コシがありましたね。 テイクアウトだとどうしても自分で茹でる麺が店のものとは違っちゃうんだなぁ。 こればかりは職人とド素人の差ですね。
僕の両端に居たお客さん、ラーメン食べた後に何とつけ麺をオーダーしていました

自分も朝抜いてたから食べようと思えば食べれたかもしれんけど、それは次回の楽しみにとっておこうかな。
帰り際の飯田さんの『ありがとうございました。 またお待ちしてます

』の言葉がまた嬉しい。 ベタではあるかもしれないけど、飯田さん始めお弟子さん達の心遣いとサービスの良さも相まって、ラーメンを食べた以上の満足感を得られる名店中の名店ですな。
強いて言えば安くはないです。 そこをどう判断するかだけど、料金以上のものを確実に提供してくれる事は断言してもいい。 有名になったからといって、そこに胡坐をかかない真摯な姿勢を飯田さんはじめお弟子さん達も見せてくれます。 決して敷居が高いわけではないので、全てひっくるめて楽しんで行くのをおススメしますかね。
リクエストがあるとするなら、1週間分の予約は5分も経たずに埋まってしまうんで、予約できるかどうかは正に運任せ(笑) これを1ヵ月分にしてもらえるとありがたいかなって感じですかね。 コロナの事があるからそこまで先の予約を入れられない事情もあるのかもしれないけど、落ち着いたら是非ともそうして頂ければなと。 まぁ、予約が取れるかどうかのドキドキを楽しんではいますが(;^ω^)
とにかく今年一幸せな時間でした。 ごちそうさまでした

必ずまた違うメニューを食べに行きます。

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