
スーパーフォーミュラ第6戦 岡山
|Posted:2019/10/01 20:00|Category : 未分類|

今年のSFは予選に限って言えば誰が上位に来てもおかしくない状況で、決勝に向けての予想もものすごく難しいですね。 やっぱりニューマシンになって各チーム試行錯誤してるんだなってのが分かります。
今回チャンピオン争いしてる山本とキャシディが後方に、チャン沈んだんで、タイトル争いも最終戦直前で動きがありそう。 前回勝った平川がPP取ったんで、連勝になれば上位2人も追い込まれます。
ちなみに今回からタイヤ交換に関しての規定が変更になって、『スタートして10周以降のタイヤ交換義務付け』となりました。 SFはソフトタイヤがとにかく持ちが良すぎる為、今までハードタイヤで5周もしないでタイヤ交換して最後まで行ってしまう戦略が多くみられました。 まあ正直ワンパターンになり過ぎて面白くない部分もあったし、これはもっと早く導入してもらいたかったなって感じ。 それ以前にソフトとハードのタイム差もちょっとあり過ぎじゃねーか


タイヤ選択に関しては結構上位も下位も半々くらいに分かれてたけど、スタートしてみたらやはりソフトタイヤ勢が序盤から一気に上位に浮上してくる展開になりました。 キャシディなんかもソフトタイヤを選択してガンガン追い上げてきてました。 面白いのは可夢偉で、ハードでスタートしておいて1周目でピットインしてソフトに交換。 1周目は当然NGなんで、後でもう1回ソフトに交換するという変則2ストップ作戦を選択しました。 これねぇ・・レースが順調に進んだ時にどうだったのか見てみたかったなぁ。
ところが7周目に2位の福住がスピンアウトしたことでいきなりのSC導入。 序盤リードを広げておきたかったソフトタイヤ勢はこの時点でマージンを削られてレースが難しくなってしまったね。 逆にハード勢はSCが長引いた為に10周目に続々とソフトタイヤに交換して義務消化。 ソフトタイヤスタートするとSC入ってしまった時にとんでもない不利益を被ってしまうのが難しいところ。 ただ、山本に関してはSC中にハードに交換しておいて翌周にまたソフトに交換してましたがね。

ステイアウトのソフトタイヤ勢はSC後にとにかくマージンを築くために必死に飛ばしていくも、当たり前だけどレース交換になってタイムが落ち始め・・。 最初にタイヤが悲鳴を上げたのはトップの平川。

ピットインまで持ちこたえることができずにキャシディにオーバーテイクを許してしまう。 SC無くてもどっちみち平川は勝てなかったね(;^ω^)

しかしそのキャシディ、ピットイン後に実質5番手の位置に戻ったにも関わらず、後ろからニューソフトタイヤで猛追してきた可夢偉の攻撃に無理に抵抗し過ぎて、縁石に引っ掛けてスピンするという大チョンボ


レースは予選2位からハードタイヤでスタートして戦略とSCのタイミングがズバリとハマった山下健太ことヤマケンが初優勝を達成



ニューウェイさんの息子さんも初表彰台。 しかもニューウェイって今回F1すっぽかして日本で応援に来てたから、息子の表彰台は嬉しかったろうね。 オワードも6位と初ポイントをゲットしたのは大きい。
で、最終戦を前にしてポイントが一気に詰まってまして、山本がキャシディを逆転して29ポイント。 1ポイント差でキャシディで、パロウも25ポイントと逆転圏内へ。 勝ったヤマケンも21ポイントだけど、まぁSFのポイント考えたら上位3人のチャンピオン争いという感じになりそうかな。


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