2019
10/31(Thu) |
スーパーフォーミュラ最終戦 鈴鹿 |
今年のチャンピオンシップは最終戦まで僅差で非常に面白かった。 ポイント上ではチャンスがあるのは5人だけど、実質的に自力チャンピオンの可能性があるのは山本、1ポイント差でキャシディ、そして3ポイント差で追うパロウ。 その中で3位のパロウがPPスタートって事で、3列目に並んだ山本とキャシディは互いのポジションだけじゃなくてパロウを追わなければいけないという難しい状況になってます。 パロウは勝てば他の2人の順位に関係なく大逆転でチャンピオンになれるので。 こういう熱い展開、好きだ(笑)
で、意外だったのは6番グリッドのキャシディがスタートでミディアムタイヤを選択したこと。 てっきり先に動いてアンダーカット狙いでいくのかと思ってたから、スタートでミディアム→7周目終わりでソフトに交換して最後までだと予想してたんだけど、あくまでもコース上でまずは山本とパロウを抜いて前に出たいという戦略なんだなぁ。 パロウと山本は順当にミディアムを選択したね。 SCの可能性考えたら普通はこっちを選択するよね。 特にパロウは他の2人の動きを見ながら戦略立てればいいんだから。
ちなみにもっとよく分からんのが可夢偉が雨降ってないのにウェットタイヤ履いてた事・・。 ウェットタイヤでスタートするとタイヤ交換義務が無いってレギュレーションの盲点ついたらしいけど、ウェットレースでもないのにそれってありなのか
どっちみちタイヤ交換する上にウェットタイヤで1周走るロスタイムの事考えたら正気とは思えない戦略だと思った。


パロウはスタートをバッチリ決めてトップで1コーナーへ。 キャシディは3周目終わりでまずは山本をパスしてこの時点で3位に浮上。 とりあえずここまでは作戦通りか。


パロウはミディアムなのにペース速いな。 野尻とキャシディをしっかり抑えてる。 この状況だと自分から動く必要はないんだけど、7周目終わりで山本がピットインするならパロウも動かないとアンダーカットされてしまうね。 そして予想通りに山本はピットイン。 これを見てパロウも翌周ピットイン。 ここは2人のポジションは変わらず。

しかしソフトタイヤに交換したハズのパロウはペースが上がらず、福住の猛攻に晒される展開に。 山本も近付いてきてる中、このままだと野尻やキャシディ辺りにオーバーカットされる可能性出てくるぞ。 そしてついに福住に抜かれてこの時点でパロウの優勝の可能性が消滅。 福住はチームメートの山本に対してスーパーアシストを決めたね

そしてついに山本にもオーバーテイクされたパロウはジ・エンド。 タイヤに不具合でもあったのか、その後も次々に抜かれる始末でパロウは本当にハードラックでしたな。 でもルーキーシーズンでいきなりのタイトル争いに絡んだのはお見事
来年はもっと強くなるだろうな。

今回キャシディ以上に好調だったのが野尻。 失礼ながら年に1回あるかどうかの好調ぶりで久々の2勝目に向けてまっしぐら。 仮にもチャンピオンチームに移籍してるんだから、やはり最低でも1回は勝っておかないと恰好付かないよなぁ。 今日の野尻はチャンピオン争いを尻目に素晴らしいパフォーマンスだった。 キャシディにしてももしも野尻のペースが速くなかったら頭を抑えられた展開になって、終盤どうなったか分からないからね。


キャシディは35周目終わりでピットインしてミディアムに交換。 これで野尻、キャシディ、真後ろに福住というトップ3。 えーっと・・・この時点で山本は5位だから、キャシディは無理して福住を抑える必要はないわけか。 3位でもポイント逆転できるしね。 でもミディアムに換えた後も野尻とキャシディのペースは良く、福住は逆転するにはもうタイヤが残ってなかったか。

そしてレースは野尻が久々の優勝
キャシディは2位フィニッシュで逆転チャンピオン獲得
福住もこれが初表彰台で山本は残念ながら5位フィニッシュでタイトル防衛ならずという結果でした。

キャシディは去年以上に今年は安定感ある成績でチャンピオンに相応しいなと。 対して山本のレース後の悔し泣き見てると自分も一度レンタルカートのシリーズ2位で悔し泣きしたの思い出してウルッときてしまったよ
何歳になってもこういう悔しい気持ちって忘れずにレースに取り組めるって素晴らしいなと思った。
マシンのデータが集まった来年はより激しいシリーズになりそうだし、展開の読めないレースが観られそうです。 あとは長持ちし過ぎるソフトタイヤをもうちょっとどうにかしてもらいたいな。
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で、意外だったのは6番グリッドのキャシディがスタートでミディアムタイヤを選択したこと。 てっきり先に動いてアンダーカット狙いでいくのかと思ってたから、スタートでミディアム→7周目終わりでソフトに交換して最後までだと予想してたんだけど、あくまでもコース上でまずは山本とパロウを抜いて前に出たいという戦略なんだなぁ。 パロウと山本は順当にミディアムを選択したね。 SCの可能性考えたら普通はこっちを選択するよね。 特にパロウは他の2人の動きを見ながら戦略立てればいいんだから。
ちなみにもっとよく分からんのが可夢偉が雨降ってないのにウェットタイヤ履いてた事・・。 ウェットタイヤでスタートするとタイヤ交換義務が無いってレギュレーションの盲点ついたらしいけど、ウェットレースでもないのにそれってありなのか



パロウはスタートをバッチリ決めてトップで1コーナーへ。 キャシディは3周目終わりでまずは山本をパスしてこの時点で3位に浮上。 とりあえずここまでは作戦通りか。


パロウはミディアムなのにペース速いな。 野尻とキャシディをしっかり抑えてる。 この状況だと自分から動く必要はないんだけど、7周目終わりで山本がピットインするならパロウも動かないとアンダーカットされてしまうね。 そして予想通りに山本はピットイン。 これを見てパロウも翌周ピットイン。 ここは2人のポジションは変わらず。

しかしソフトタイヤに交換したハズのパロウはペースが上がらず、福住の猛攻に晒される展開に。 山本も近付いてきてる中、このままだと野尻やキャシディ辺りにオーバーカットされる可能性出てくるぞ。 そしてついに福住に抜かれてこの時点でパロウの優勝の可能性が消滅。 福住はチームメートの山本に対してスーパーアシストを決めたね


そしてついに山本にもオーバーテイクされたパロウはジ・エンド。 タイヤに不具合でもあったのか、その後も次々に抜かれる始末でパロウは本当にハードラックでしたな。 でもルーキーシーズンでいきなりのタイトル争いに絡んだのはお見事


今回キャシディ以上に好調だったのが野尻。 失礼ながら年に1回あるかどうかの好調ぶりで久々の2勝目に向けてまっしぐら。 仮にもチャンピオンチームに移籍してるんだから、やはり最低でも1回は勝っておかないと恰好付かないよなぁ。 今日の野尻はチャンピオン争いを尻目に素晴らしいパフォーマンスだった。 キャシディにしてももしも野尻のペースが速くなかったら頭を抑えられた展開になって、終盤どうなったか分からないからね。


キャシディは35周目終わりでピットインしてミディアムに交換。 これで野尻、キャシディ、真後ろに福住というトップ3。 えーっと・・・この時点で山本は5位だから、キャシディは無理して福住を抑える必要はないわけか。 3位でもポイント逆転できるしね。 でもミディアムに換えた後も野尻とキャシディのペースは良く、福住は逆転するにはもうタイヤが残ってなかったか。

そしてレースは野尻が久々の優勝



キャシディは去年以上に今年は安定感ある成績でチャンピオンに相応しいなと。 対して山本のレース後の悔し泣き見てると自分も一度レンタルカートのシリーズ2位で悔し泣きしたの思い出してウルッときてしまったよ

マシンのデータが集まった来年はより激しいシリーズになりそうだし、展開の読めないレースが観られそうです。 あとは長持ちし過ぎるソフトタイヤをもうちょっとどうにかしてもらいたいな。


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