
F1開幕戦 オーストラリア
|Posted:2019/03/19 20:00|Category : 未分類|

F1もようやく開幕戦を迎えたけど、蓋を開けてみればオフシーズンのフェラーリ好調説は何だったのかと言いたくなるような予選ではメルセデスが圧倒的な1,2体制でした(;^ω^) まーね、フェラーリは冬の王者って事がこれまでも多々あったんでテストの結果なんか信用しちゃいなかったけど、それにしても差を付けられすぎ。 一体どーしちゃったんだろうか。
決勝では2番スタートのボッタスがクリーンなスタートを決めてトップに立ちました。 ハミルトンにホールショット許しちゃったらその時点でレースは決まったようなもんだったんで、そういう意味ではボッタスがグッジョブ


今年からルノーに移籍した地元リカルドには注目していたんだけど、どうもこの人地元GPは相性悪いのかスタートでいきなりバンプに乗り上げてウィングを壊した挙句にレースではリタイヤと散々。 ルノー自体も開幕戦を見る限りでは単独4番手の力を持ってるという感じには見えなかったな。 去年の早い段階から今年の為に開発をシフトして、PUの馬力が50馬力上がったとか散々吹いてたけど、トップ3にまるで迫ってない・・。

序盤ボッタスがリードを広げる後ろでハミルトンに付いていけないフェラーリ。 予選はともかくレースではどうかなと思ってたけど、単純にフェラーリはペースに劣ってるね。

フェルスタッペンにも遅れ始めたルクレールが1コーナーを飛び出す痛恨のミス。 フェラーリでのデビュー戦は正直あまり目立たなかったな・・。 ちょっと気負いがあったかもしれないけどね。

ベッテルは何とか状況を打開しようと早めのタイヤ交換をしてアンダーカットを狙うもハミルトンがこれに反応。 しかしこの戦略・・最初から2ストップを考えてるなら妥当だったろうけど、ボッタスとかフェルスタッペンはソフトタイヤを引っ張ってもペースが落ちてなかった・・いや、それどころかむしろペースが速かったくらい。
フェラーリはそれくらい良くなかったという事の裏付けかもしれないけど、ベッテルはその後追い上げてきたフェルスタッペンにオーバーテイクされる始末。 ホンダのPUもいよいよ2強に近付くポテンシャルを発揮できるようにもなってきたか。

ボッタスはハミルトンのお株を奪う独走で一昨年最終戦以来の通算4勝目を開幕戦で飾ることに。 こういう勝ち方はボッタスにとっても初めてで、自己ベストのレースというのは納得。 これは後で書くとして、とにかく久々の優勝まずはおめでとう


フェラーリはある意味期待ハズレ過ぎる4,5位チェッカー。 レース後半、ルクレールがベッテルに追いついたけど、チームはオーダー出したのかポジション変更なしでしたね。 もっともルクレールは前に出ても3位争いに追いつける感じではなかったんで、このオーダーは妥当だったと思う。
ただ、後ろも離れてたんだからルクレールに関しては少なくともタイヤ交換してファステストラップの1点を取りにいっても良かったんじゃないかい



正直中団グループはもうちょっとトップ3に接近できることを期待してたんだけど、終わってみれば去年と大差ない感じだな。 ただ中団勢はより接近戦が多かったんで、それで差が付いたという点はあるかもしれない。 それが証拠にレッドブルのガスリーなんかはタイヤがソフトだったにも関わらず、なかなか前の集団を抜いていけなかった。 それだけ予選とかレースでのミスで後方に下がってしまうと追い上げるのはより困難になってきてるという事かな。
ちなみにホンダが15年の復帰以来ようやく初表彰台を取ったけど、レッドブルと組んでる以上は別に驚きもしないかな。 予想では最低でも4勝はするとふんでます。 パワーも信頼性も去年のルノーよりもはるかに良いと陣営は大喜びで、ホンダの方々もとりあえずはホッとしたんじゃないかな。

ボッタスは予選はともかくレースペースとかタイヤマネージメントでハミルトンに圧倒的に去年は及ばなかった。 本当に勝ちたかったらその辺をどうにかしないといけなかったんだけど、今回は序盤から常にペースは先行していたしソフトタイヤでの最初のスティントもファステスト出しつつしっかり持たせてた。 ミディアム履いてからもレース終盤にファステスト出して貴重な1ポイント取ったというのも大きい。
少なくとも開幕戦に関しては弱点を改善してこれたのかな。 この走りを今後も継続していけるかどうかだろうね。 本人去年は悔しかったろうから今年こそって気合も感じたし、ハミルトンを少しでも苦しめてほしいもんです。 でないとまたハミルトン独走のシーズンになっちゃうから。 あとは接近戦に強くないという弱点もあるんだけど、タイヤを持たせられるようになればそういう点でももうちょっと余裕は出るかもね。
ただ開幕戦は常設サーキットではなかったんで、次のバーレーンではまたガラッと様相が変わると思うんですけどね。 特にフェラーリの体たらくが衝撃的だったもんで(;^ω^)、しっかりここで復調してもらわないと。
ちなみに今年の空力レギュレーション変更でこれまでよりも前のマシンに接近しやすくはなったみたいですね。 抜きにくいコースではあるけどいくつかパッシングシーンもあったし、抜けないまでもサイド・バイ・サイドになるバトルも多かった。 とりあえずこの変更は成功だったのかな。 次のバーレーンではもっとバトルが見られることを期待して・・。

|コメント : 2||
