SBKは今年もフィリップアイランドからスタート。 今年はライダーの移籍があったりマシンが変わったメーカーもあったりでこれまでとはちょっと変化が見られるといいなぁといった感じなんだけど、それでもレイの本命は揺るがないだろうなというのが自分の予想ですかね。
以前書いたように今年からは1イベント3レースというフォーマット。 何の為に3レースもやる必要があるのか

という内なる疑問は置いといて(笑)、土曜日にレース1。 日曜日にレース2のグリッドを決める為のスプリントレースがあって、これにもハーフポイントが入るらしい。 そして午後のレース2って流れだそうです。 去年みたいに意味不明なリバースグリッドなんて無い方が良かったんで、まあこの変更はむしろ歓迎すべきなのかな。
PPは5連覇を狙うレイが取りました。 ハスラムもしっかり2位につけて今年もカワサキは強いね

そしてニューマシンになったドゥカティはMotoGPからSBKに移ってきたバウティスタが3番手から。 実はバウティスタには結構期待してて、レイを困らせてくれる一人になるんじゃないかと。

レース1はスタートこそレイがホールショットを決めるもバウティスタが一気にレイをオーバーテイク。 レイはその後ハスラムとのバトルに終始することになってしまい、バウティスタが序盤にして大量マージンを築いてしまった展開でした。 レイに関しては去年もここではタイヤに悩まされた事もあって無理せず2位を死守。 ただ、それを差し引いてもバウティスタは圧勝だったなぁ。 ハスラムは途中でコケちゃったのが痛かった。

スーパーポールレースではレイとバウティスタの激しいトップ争い。 周回数も短いんでレイとしてはここで何とか勝っておきたかったんだろうけど、最後はバウティスタが先着して2連勝。

レース2はスタートからバウティスタが独走。 あれだけハイペースで走っててタイヤには問題ないっていうんだから嫌になっちゃう(;^ω^) レイはハスラムと最後まで激しいバトルを展開して2位を死守。 去年までのチームメートだったサイクスはレイに全く付いていけなかったけど、ハスラムは何度もレイを苦しめてくれそうだ。
しかし・・・ドゥカティの速さは圧倒的だな

レイの連勝も退屈だったけど、下手したら今年はそれ以上にドゥカティばかり勝つようなシーズンになってしまうかも。
今年も各メーカーでエンジン回転の制限があるんだけど、ニューマシンのドゥカティのV4エンジンは何故か16000回転オーバーで、カワサキとかヤマハとかは14000回転オーバーとずいぶん開きがある。 何これ・・・一体どういう事なの

一応3戦毎にレースの結果を踏まえてエンジン回転を制限していくハンデキャップみたいなものがあるらしいんだけど、ちょっとハンデ抱えたくらいじゃ追いつかないくらいの差が現状ではあると思う。 次のチャン・インターナショナルはストレートが長いストップ&ゴーなレイアウトなんで、ここでもドゥカティが絶対的に有利かなぁ。
個人的にはレイが苦戦してくれる展開を望んでいたけど、ドゥカティばっか勝つようじゃ全く意味ないんだよね。 とりあえず4戦目からどうなるのかちょっと様子見するしかないのかなぁ。