
インディカー第15戦 ワトキンスグレン
|Posted:2016/09/08 21:00|Category : 未分類|

インディカーもここ含めて残り2戦。 ワトキンスグレンはコース改修がされたそうで、解説の小倉さんが『将来的にはここでF1開催したいのでは・・』とか何とか言ってましたね。 このコース、ストップ&ゴー的な箇所がほとんど無くて、スピードを乗せたままクリアしていくコーナーで構成されてる難コース。 ドライバーには体力的に厳しい。
PPはディクソンでフリー走行からずっとトップのままで絶好調。 2番手はパワーで何としてもここではパジェノーよりも先着したいところ。

スタート直後、パジェノーが3番手に上がるも目の前のパワーを追えずカナーンに突かれる苦しい序盤戦。

Gが掛かりっぱなしのこのコースでタイヤが悲鳴を上げてクラッシュしてしまったアレシンとか・・

スピードが乗るだけにちょっとでも判断をミスってしまうとバトル中の接触であっという間にクラッシュに繋がるレイホールとか、何だかワトキンスグレンの危険な香りがそのまま残ってるようで、ここでF1とか勘弁してくれよって思っちゃいます。 今のマシンだからこそ安全かもしれないけど、やっぱこのコース呪われてんじゃないのかって目で見ちゃうんですよねぇ・・。

それにしてもこの日のディクソンの速さは他を圧倒してました。 何回SC入ろうがディクソンには関係なかったんじゃないかな。 リスタートの度に簡単にリードを取れるくらいにセットもばっちり決まってましたね。

SC中の同時ピットインでパワーの前に出る事には成功したパジェノーだけど、どう見てもこの日のパジェノーはペースに苦しんでた感じでした。 かなり劣勢だなって感じたけど、シーズンの流れはパワーに味方してくれなかったようで・・。

何とパワーはクラッシュしてリタイヤに


残り21周で燃費的にはギリギリ最後まで行けるかどうかってところで、レース終盤は燃費レースの様相に。 ずっと独走してきたディクソンに終盤猛追してきたカストロネベスは燃料が足りずに残り2周でピットイン。 途中SCの時に燃料だけ入れてたシーンあったのに、カストロネベスって燃費に厳しい走り方でもしてるんだろうか・・。

ディクソンは燃費のコントロールも完ぺきで正にパーフェクトな勝利。 今年は不運が多かっただけにちょっと浮き沈みの多いシーズンになってしまったけど、何事もなければさすがにチャンピオンドライバーですね。

パジェノーはガス欠寸前のマシンでどうにか7位フィニッシュ。 マシンも調子悪かったのにこの結果は初タイトルに向けて最高の結果かも。 何しろパワーはリタイヤしてるし。

最終戦がWポイントじゃなければチャンピオンは決定だったんだけどね。 パワーは最終戦優勝してもパジェノーは6位以上でチャンピオン獲得らしいです。 けど6位って結構微妙な順位だな(^^;) 去年のディクソン大逆転劇みたいな展開もあり得るんで、2人とも攻めのレースをあくまでもやっていくでしょうね。
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