|Posted:2016/09/11 21:00|Category :
未分類|

今年のAPGスポーツカートシリーズも後半戦。 今回から新コースの第4戦レポートです。 道中ちょっとしたトラブルがありまして、場所が分からないんで携帯ナビで検索してみたところ・・
『あれ、ここって旧コースの場所じゃん。 新コースってまだ検索に引っ掛からないの
』 慌ててHPから住所を確認してナビで検索しようとするも出てこなーい

もしかして迷子になってしまったのだろうかと不安になりながら近くの住所をアテにして、そこを目指してる途中で偶然旗を発見

旧コースもパドックは広かったけど、新コースも広いし駐車場もたっぷりのスペース。 多分全日本選手権とかも開催したいんだろうし、これくらい広くないといけないのかもしれませんが・・。

建物も立派で2階からはコース前景を見渡せます。 ピットからだとちょっと見にくい箇所があるんで、コース攻略とか参考したければやっぱ2階のテラス席がおススメ。

何か貸し切りのレースやってました。 結構沢山の参加者が来ていて、何度もスプリントレースやってたのかな。 どなたかの動画拝見した時にN35だとこのコースはつまんなそうと感じたんですが、思ってたよりも速く感じるかも

2階の食堂はメニューも豊富。 この日はローストビーフがおススメだったけど、食べ損ねた(^^;)

新コースでの開催はフルグリッドの16台。 他のサーキットやイベントの主催者の方々もスポットで参戦してたようで(よく存じ上げなくてすいません・・)、新コースならではの盛り上がりを感じました。
さて・・本当だったら時間見つけて事前練習でもしたかったけど、平日に休みなんか取れるはずもなく、料金設定も今の自分には優しい金額ではなかったこともあって結局断念

ぶっつけだけどレース中に何とかしようって事に。 別に知らないコースだからってそれがハンデになるとは思ってません。 今までほとんどぶっつけだし、それを言い訳にするくらいなら最初からレースなんぞ出てませんから。 ただ、このコースに関しては見た時から
『あ、ここは過去最悪ってくらいに自分と相性の悪いコースだ・・』と直感で思ったんですよね(苦笑)
一応貸し切りのイベントを見ながら自分なりにイメージは出来上がってたものの、いざ走ってみたら全くイメージ通りに走れない。
自分はいつもブレーキでまず突っ込んでみて探っていくんですが、思ってた以上にこのコースって突っ込めない。 温く走った方がタイム出るんだけど、温く走るなんて好きじゃない自分は全く対応できずw 頭じゃ分かってても体は突っ込みたがる・・そして結果ミスってドツボにハマる。 正にコース作った人の思惑にハマっちゃった人ですね

タイム自体は3番手だったものの、ちゃんと走れていればもっと速いタイムは出てた。 それは決勝でハッキリするんですが・・。 ちなみに僕はペナをもらって2グリッドダウンになりました

一体何をやらかしたのかというと・・。

走ってはいけないゼブラゾーンを思い切り走ってた。 自分、何を勘違いしてたのか
ゼブラゾーンを縁石だと思ってたんです(^^;) そりゃタイムも出ないわ。 話はちゃんと聞きましょう

と、いう事で5番グリッドからまずはJUNJUNさんでスタートを切ります。 4強の中でうちだけ累積ハンデはないけど、前となるべく離されないようにレースを進めたい。

いつものようにナイトレースじゃ写真撮れないんで、練習走行ので勘弁してください。
レース序盤、トップのマッハさんとマツネンがトップ争いをする後方でJUNJUNさんはSugarさんとしばらく3番手争い。 その内徐々に引き離されていき、後方から17号車のマシンとの戦いになります。 JUNJUNさんもぶっつけだったこともあって走りを調整しながらだったけど、少なくとも自分よりは全然ちゃんと走ってたと思います(^^;)
途中ペース的に苦しいのかなと思ったけど、トップ争いもやりあっててそこまで引き離されてなかったのとJUNJUNさんのペースが安定してきて前もクリアだったんでしばらく様子見することに。 そして真後ろには当たりマシンの17号車が居た事もあって、向こうがピットインするタイミングでうちも同時ピットインして17号車を奪ってしまおうというずるい戦略に。 いや、ちょうど前後に居たんだから別にズルくない(*´з`) これも戦略の内。

この17号車にどっちが乗るかで悩んだんですが、本来は自分の番のところをルカさんに変更することに。 新コースはストップ&ゴーではないだけにルカさんにとってはそこまで体重ハンデが大きくないんじゃないかと思ってたけど、予想以上にタイムが良くてこの時点ではほぼトップ3くらいのタイムで順調に走ってくれてました。 そもそも練習走行の段階から3人の中ではルカさんが一番走りが決まってたように見えましたしね。
そうなるとルカさんをいつものように30分で切るのかどうするか。 僕としてはみすみす17号車を30分で手放したくなかったし、ルカさんがトップ並のペースで走れてる以上は交代する理由がない。 もしかしたらこの日一番走ったのはルカさんかもしれないってくらいに50分くらい頑張ってもらいました。 この判断は今考えても間違ってはなかったと思うんですよね。 確かに自分が乗ってればもっとマージンは稼げたかもしれないけど、他のマシンにルカさん乗った時にどうなんだろうってデータが全くなかっただけに、リスクは避けたつもりなんですけどねぇ。
そして僕は直前までTKCの西野さんが乗ってた14号車をゲットしコースイン・・・が、すっかり暗くなったコース。
『コースがどこだか分からない(;゚Д゚)』 照明が見えずらいわけじゃなかったけど、練習走行の明るい時間帯から急に暗い時間帯だとコースレイアウトを把握できなくてコーナーでオーバーランしまくり。 最初の1周目なんてN35よりも遅い1分1秒台とか気が動転してしまった・・。
そして全体的にタイムが落ちてきたように、夜だと本当にグリップがなくなるね。 止まらない・曲がらないでその後も悪戦苦闘。 59秒真ん中から後半ペースしか刻めず、とっとと交代してほしいと思いつつも徐々に慣れてきたら一気にペースアップ。 最後の方は59秒フラット前後で走れるように。 走ってるうちにコツを掴んだのは下って左に曲がる最終手前の8コーナーのアプローチ。 まだまだ完璧ではないんだけど、イメージと違うアプローチを試したらかなり上手くハマった感じ。 他のコーナーも掴みつつあるけど、もうちょっとやりようはあるだろうな・・。 基本的にレース後半ではどのマシン乗ってもタイムが出せるようになったんでそういう意味ではひと安心だけど、正直な気持ちとしては旧コースの方が攻めてる感があって好きかな(^^;) レーシングだとタイヤのグリップもあるからもっと攻めた走りができるんだろうけど、レンタルのタイヤじゃそういう感覚では走れないっすな。
ちなみに今回珍しく動画がちゃんと撮れてた(笑) 本当なら最初のスティントのドタバタぶりも撮れてたら良かったんだけど、コース確認するのに必死でボタン押し忘れてました。
レースはその後順調そのもので戦略も上手く回っていたんで残り30分で一気に規定のドラチェンを消化していったんですが、何と残り10分の段階でうちらはトップではない事が判明

嘘だろ


トップ3にそこまで迫られるようなレースはしてないハズ・・。 そう、実はトップに居たのはまだシリーズでは優勝経験のなかったごぶさ隊。 去年は何度か表彰台には上がってるけど、すいません・・正直ノーマークだった(-_-;) 実はごぶさ隊はうちよりもさらに1回ドラチェンが少なかったんですね。 7秒差まで迫ったけど逃げられてしまいました。

結果表もらい損ねて手元にないんですが、ごぶさ隊がシリーズ初優勝で僕らが2位。 TKCが3位表彰台という結果に。 群四速は前戦のハンデ消す為にわざと4位に落ちたと思われます。 足し算はちょっと苦戦してしまったようで6位に終わったものの、捨てポイできるんで問題ではないですかね。
2位に終わったものの、JJウィンズとしては今年初めてちゃんとレースできたかなって思います。 何よりルカさんがこのコースに合ってる事で戦略の幅も広がったし、落ち着いてレースを進められた。 やっと一昨年のJJウィンズに戻ったかな。 そういう意味では2戦目の優勝よりも今回のレースの方が充実感は大きいです。
ただ・・実は今回の結果で実質シリーズ2位に上がりはしたんですが
チャンピオンの可能性はほぼ消滅しました。 今だから書けるけど、逆転のチャンピオンのシナリオは残り3戦を優勝・4位・優勝することで、2位以下ではダメだったんです。 こればかりはハンデ制のあるシリーズである以上仕方のない事で、今回のハンデを抱えた上で残りを連勝ってのは現実的ではないですから。
それどころかこのままの展開で行くとシリーズ4位に落ちる可能性の方が高くなるんで、もしかしたらこの10年で僕は初めてRKF参戦枠を逃すかもしれないという・・。 ちなみに群四速はチャンピオンになってもFドリ枠から出るのかもしれないけど、譲られた枠でRKF出る気は自分にはないのでシリーズ4位に終わった場合は来年は出ません。
タイトル争いしてて敗北するという経験は2010年の大井松田以来になるけど、そういう事も受け入れないといけないね。 今年は自分にブランクあって精神状態も安定していなかった事を考えたら、負けるのも当然だったのかも。 自分自身を見つめ直した上で来年また出直しです。