
インディカー第9戦 テキサス
|Posted:2016/08/30 21:00|Category : 未分類|

6月の第9戦でニューガーデンとデイリーの大きなクラッシュがあった後、結局雨で流れてしまったテキサスラウンドの再レースがこのタイミングで行われることになりました。 レース中断時点の75周目から再開って事でニューガーデンとデイリーは残念ながらレースは走れません(/ω\)

『どうせ暇なんだったらリポーターでもやってよ』って誰かに言われたのか、デイリーはちゃっかりリポーターのアルバイトしてましたね(笑) アメリカ人ってこういうの好きだよな~。

ちなみに75周時点でのオーダーでレースはリスタートって事なんで、トップはヒンチクリフに。 アレシンも3番手とここ最近のシュミット&ハミルトン勢の2台は好調ですね。

テキサスも含めて残りは3戦。 ポイントスタンディングはこんな感じ。 パワーはパジェノーに迫っていたけど、3位以降はまだかなりのポイント差があったんですね。

インディカーのポイントシステムって初めて見たけど、とりあえず完走しとけばポイントは取れると。 よくトラブルで後退したマシンが再び修理して走り出す事あるけど、こういう事だったんだ。 そして今年の最終戦もWポイントなんで、まだかなりのドライバーにタイトルの可能性は残されているわけです。 とはいっても実際はもうパジェノーとパワーの一騎打ちだと思うけどねぇ。


このテキサスって決して広いコースじゃないのに、レース序盤はずっとサイドバイサイドの激しいポジション争いを展開。 ただ、バンク角がかなりついててタイヤに厳しいこのコース、ちょっとタイヤがたれてくるとあっという間にペースの維持が難しくなり、例えばスタート直後にトップ争いしてたハンターレイとかは20周過ぎるとすぐにペースダウンしていました。
燃料的には48周もつとはいってもそこまでとてもタイヤがもたない



レース終盤にディクソンのクラッシュでこのレース初めてのSCが入ると、リスタートの度にクラッシュが起きる大荒れのレース展開に(^^;) オーバルだとこういう連鎖反応って時々あるね。 周回数が残り少ないスプリント状態だったというのもあるけど。

残り5周ではSC中にコース上にステイしていたヒンチクリフとレイホールにニュータイヤに換えてたカナーンが猛追。 正直僕はカナーンが絶対に有利だろと思ってたんですよ。 確か去年も残り数周でSCが入った時にポジションを落としてでもタイヤ交換するギャンブルしたドライバーが勝ったレースがあったんですよね。 特にこういうタイヤに厳しいコースだったら尚更有利だろうと。
だけど、今一歩スピードに乗り切れないカナーン。 ダウンフォース付け過ぎてたか分からないいけど、コーナーでは圧倒的に速度差あるのにストレートではヒンチクリフに並びきれない。 カナーンも一昨年のインディ500以来勝ってないと思うんだけど、久々の優勝はまたしてもお預け。



勝負は最後の最後にレイホールが大逆転。 ヒンチクリフもアウトから並びかけるも1000分の8秒差

ちなみにチャンピオン争いはパジェノー4位、パワーが8位とちょっとだけポイント差が広がる結果に。 オーバルがさほど得意じゃないパジェノー相手にここで負けるのはパワーにとってはちょっと計算外だったかも。 残り2戦はロードなだけにパジェノーはここを凌げたのは大きいでしょうな。
次戦は僕にとっては嫌な印象しかないワトキンスグレン。 何で嫌な印象しかないのかはWikiで調べてください(^^;) とにかく何事もなくレースが終わってくれればいいけどね。
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